自己肯定感が低くなる原因とは?~親子関係編~
こんにちは、ズーヤです(^^♪
久しぶりの記事の更新となってしまいました。お待ち頂いていた皆さん、本当に申し訳ございませんでした(>_<)
さて、今日は前回の記事『自己肯定感とは何か?』の続きとなります。
私たちの人生に大きな影響を及ぼすこの【自己肯定感】なるもの。
残念ながら我が国日本においては、
この【自己肯定感】が他国よりも低い傾向にあるという調査結果が出ています((+_+))
日本で、今自殺やうつ病が増えているのも、【日本人の自己肯定感の低さ】が起因しているのではないか、とズーヤは深刻に受け止めています。
前回の記事の中で、【自己肯定感のセルフチェック】を皆さん自身にもやっていただきました。
簡単にできますので、まだの人はぜひやってみて下さい。自分の現状がわかります。
⇒『自己肯定感セルフチェック(自己肯定感とは何か?の記事)』
この期間、皆様からの個別的な返信や、質問もたくさんいただきました。
「自分は自己肯定感が低すぎる…」そのように悩んでおられる方がたくさんおられました(;O;)
今日はその【自己肯定感】を上げていく方法の前に!
「なぜ、【自己肯定感】が下がってしまっているのか?」
という【自己肯定感が下がる原因】について、まずはじめにお話ししていきます。
結果には必ず原因があります。
【原因と結果の法則】という宇宙の法則がありますが、【自己肯定感が低い】という【結果】には必ず、【原因】というものがあります。
原因に対して対処しなければ、根本的な解決という事は出来ませんので、今日は自己肯定感が下がる原因について知っていきましょう!
[ad#zu-ya001]目次
【自己肯定感】が下がる原因 ①親子関係
僕たちが人生において、一番最初に結ぶ人間関係が何だか知っていますか?
・・・
そう、【親子関係】です。
特に幼少期の親子関係がその後の人格形成に大きな影響を及ぼすという事は様々な心理学で言われている事なんですね。
あなたの人間関係の原型が創られるのがこの【親子関係】です。
僕たちの心の土台を形作っているのがこの【親子関係】なんですね。
親と子の関係性の事を親子関係といいますが、
では、この【親と子の関係性】というものは、いかにして形作られるのでしょうか?
親子関係で【自己肯定感】を育むポイント
親と子の関係性が何で決まるのか?と言えば、結論から言ってしまえば、それは、
【親と子のコミュニケーションの量と質】によって決まってきます。
①親と子のコミュニケーションの量
あたりまえですが、コミュニケーションを全くせずに関係性を築くとか、関係性を良くしようというのは無理ですね(;^ω^)
幼少期に親と子が、特にお母さんと子供(母子の関係)がどれだけ直接コミュニケーションしたのか?(もちろんお父さんも関係無いわけではありませんよ(^^;)
目と目を見つめ合って会話したのか?
体と体でスキンシップしたのか?
一緒に楽しく交流したのか?
そのようなコミュニケーションの量というのが親子の関係性を築き、【自己肯定感】を育んでいく土台となっていると言われています。
②親と子のコミュニケーションの質
ただ、とにかくコミュニケーションをたくさん取っていればそれだけでいいのか?というとそんな単純なものではないのが人間という生き物の難しいところです(;^ω^)
コミュニケーションには、【量】と共に【質】というもっと重要な要素があるんですね(^^)/
親と子のコミュニケーションの質を決めるものは何なのか?
知っていますか?
・・・
それは、
親と子が、コミュニケーションをしながら、
どれだけ相手の【気持ち・事情・願い】を理解しているか?又は理解しようとしているか?
これによってコミュニケーションの質というものが大きく変わってきます!
例えば、
ズーヤも仕事柄いろいろな人から人間関係の相談を持ちかけられる事が多いですが、その中でよくあるのが、
「私は妻を(夫を)、子供を、部下を、愛そうと必死にやっているのに!彼らは全然私の言う事を聞いてくれないんです!怒 もう難しいです!泣」
みたいな相談がとても多いです(;^ω^)
これなんかは典型的な【コミュニケーションの質】の問題なんですね。
一生懸命、私なりにはコミュニケーションを取っている、つまり【コミュニケーションの量】は努力して取っているのです。それは素晴らしい事なんです!
しかし、うまくいっていない、それは何故かといえば、あなたが取っている【コミュニケーションの質】の問題なんですね。
さきほど、「一生懸命、私なりには…」頑張っていると言いましたが、コミュニケーションの質を上げようと思うと、「私なり」では難しいのですね(/o\)
【相手の気持ち・事情・願い】を理解しようとしてコミュニケーションをしているか?というのが重要なポイントです。
【自己肯定感】を育む親子関係の理想像
話をもとに戻しますが、【自己肯定感】を育む親子関係は、
親が子の【気持ち・事情・願い】をどれだけ理解しようとしてきたのか?
子が親の【気持ち・事情・願い】をどれだけ理解しようとしてきたのか?
真心からお互いがお互いの為に生き合っているその姿が理想の親子関係の姿だと思います。
しかし、実際は幼い子供が最初からこんな風に親を思うなんて事はできませんよね(^^;
幼い子供は、それこそ、
「自分の事を愛してほしい!」「認めてほしい!」「承認してほしい!」「理解してほしい!」
これしかないです(^^;
ですからコミュニケーションのスタートはやはり親からになります。
僕も最近、実際に自分の子どもを持ってみて思う事は、
「親というのは大変であり、偉大だなぁ(^^;」
という事です(;^ω^)
それくらい、親というのは子供の為に全てをかけて頑張ります。
自分の事だけでなくて+αで子供の為に頑張るんです。
でも、そんな親の愛情が子供に自然と伝わって、今度は子供の中に「親の為に頑張りたい!」という気持ちが芽生えるんですね。
そんな【お互いがお互いの為に生き合う】というような親子のコミュニケーションが取れてきている人は、【揺るぎない自己肯定感】を順調に育んでいくことでしょう。
この【子供の気持ち・事情・願い】を理解しようとする無条件の愛情というものは、特に”母親”というポジションが重要な使命と役割を担っていると言われています。
男性というのは性質的に、こういった愛情の分野が苦手であるとも最近の脳科学でもわかってきています(^^;
男性(お父さん)の役割というのは、どちらかといえば、こういった母親のような、【全てを受け止めていく無条件の慈愛】というよりは、
子供の成長や結果を出させる為に、時に厳しく、やるべきことをしっかり示していく【条件つきの厳愛】という役割が適していると言われています。
(ただ、最近では、このお父さんとお母さんの役割が逆転しているケース、つまり「お父さんみたいなお母さん」「お母さんみたいなお父さん」というケースが増えていますが…(^^;)
なので、お父さんの厳愛というものは、【自信】の2つの要素の内の1つ、【自己効力感】を育む上で重要であると言う事ができます。
【自己効力感】については過去の記事⇒『自信とは何か?』を参照して下さい。
さぁあなたのお父さんとの関係、お母さんとの関係はどうだったでしょうか?
自分自身の親子関係を一度振り返ってみて下さい(#^^#)
[ad#zu-ya002]【自己肯定感】を育みにくい社会風土
はい、振り返ってみてどうだったでしょうか?
安心して下さい、現実はそんな理想通りにはいかない事の方が多いです笑(;^ω^)
どうしても、コミュニケーションは自分中心になってしまいやすいんですね~(/o\)
しかも自分中心になっている事にすら気付かないんですね~、これがコミュニケーションの難しいところです(;_:)
あなたの親も悪気があって、自分中心のコミュニケーションになっているのではないと思うんですね(^^;
(ただ、中には、【毒親】と言って、この親子のコミュニケーションを全くしなかったり、子供の心を一方的に傷つけ続けてしまうような不健全なコミュニケーションをする親もいたりします(>_<)【毒親】に関してはまた違う記事で扱います)
高度経済成長に伴って日本は物質的に豊かになり、子供の幸せの為に、親が直接心に向き合うというよりは、物や環境を使って、子供の成長や幸せを預けてしまうような機会が増えました。
その事自体を否定したいのではありません。
むしろそれ自体はうまく活用すればもちろん素晴らしい事なのです。
ですが…
それによって、心と心で直接親子が向き合うという機会が少なくなってしまっているような気がします。
そんな時代の中で、もう一度心に向き合い、関係性に向き合っていく必要があるのではないか?
とズーヤは感じています。
ただ、今さら、親子関係に向き合うといっても、親ももう高齢だし、今更変われないよ…
という方も多いと思います。
もちろん、直接親と向き合って、もう一度、お互いで、関係性を見つめなおすという機会が持てる人は一番良いですが、
それは簡単ではない方の方が多いのではないでしょうか?(;^ω^)
ですので、ズーヤ式自己実現のブログでは、自分自身で向き合う【親子関係の修復の仕方】を紹介していこうと思っています。
↓↓↓
今日のまとめ
①【自己肯定感】の下がる原因の1つは、【親子関係】
②【関係性】を築く上で、大切なことは、【コミュニケーションの量と質】特に質がどうなのか?が重要
③【お互いがお互いの為に生き合う】関係性の中で、【揺るぎない自己肯定感】が育まれる
④特に母親の無条件の愛情が子供の自己肯定感を育む上ではとても重要。
でした(^^)/
次回も【自己肯定感】の下がる原因の続きを書いていきたいと思っています。
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