自信とは何か?
こんにちは♪ズーヤです(^^♪
最近他の事に時間をかけてしまっていて、今日が久しぶりの記事の更新となってしまいました(^^;待っていた方、ごめんなさいm(__)m
今日の記事では、【自信】というものをテーマにして書きたいと思います。
何事に対しても、自信があるのか?ないのか?で、その後の行動や結果が大きく変わってきます。
その事は、あなたもこれまでの人生の中で何度か経験したことがあるんじゃないかと思います。
例えば、学校のテストであなたが最も自信がある科目のテストの時は、それこそテスト用紙が配られる時からいい意味でワクワクするような興奮感で心が高鳴りますが、
逆に、最も自信がない科目のテストの時は、不安感と恐怖感のような気持ちで心が緊張する、というような経験はなかったでしょうか?(;^ω^)
また、走る事に自信がある人は、それこそ学校の運動会のリレーの時なんかは、ワクワクしながら自分の順番を待っていたかもしれません。
しかし、走る事に自信がない人は、走る前の段階から、「追い抜かれて恥をかくんじゃないか?」など、不安と恐怖でいっぱいの気持ちで、緊張しながら自分の順番を待っていたかもしれません。
そのように、自信があるのか?ないのか?でその後の心の状態や行動の質というものが大きく影響を受けるのが僕たち人間の仕組みです。
つまり自信を持つということはそれくらい僕たちの人生において大きな影響を与えるテーマだと思いますので、今日は皆さんにシェアしたいと思います(^^)/
目次
【自信】の意味
先ほどもお話ししたように、こんなにも僕たちの人生に大きな影響を与える【自信】というものですが、あなたはこの【自信】というものの意味をどれくらい理解しているでしょうか?
多くの人が、「もっと自信を持ちたい!」「自分には自信がない」という言葉をよく使っていると思うんですが、
実際どれくらいの人がこの【自信】という言葉の意味を理解しているのでしょうか?
もしあなたが本当にこの【自信】というものを持ちたいのであれば、【自信】という言葉の意味をしっかりと明確に理解していなければ、どうしたらいいのかも明確には見えてこないと思います。
なのでまずは、【自信】という言葉の意味を一緒に確認していきましょう(^^)/
インターネット検索で[自信とは?]と調べてみます。
コトバンクというデジタル大辞典によると、
[自信]=自分で自分の能力や価値などを信じること。
デジタル大辞典 コトバンクより
と出てきます。
はい、その通りだと思います(*^^)v
さすがコトバンク!
自信とは、つまり
“自分を信じること”です。自分を信じている度合いの強さの事ですね(^^♪
ってそんな事知ってるよ!って言われちゃいますかね?(;^ω^)
なので今日はもう一歩踏み込んで、この“自信”というものについて解説してみたいと思います。
「自分を信じる…」って自分の何を信じるのか?という事についてお話しします。
【自信】とは何か?【自信】の2つの構成要素
「そっかぁ、自信って自分を信じることなんだぁ」と、
自信について何となく漠然とだけ捉えていると、自信というものの本質が見えてこないので、まずは、この【自信】というものの全体像から説明します。
自信というのは、たしかに“自分を信じること”なんですが、自分の何を信じているのか?という事がとても重要なんですね(^^)/
“自分を信じる”と言っても、信じる対象は実は2つ存在しています。
2つとは何か?というと、
①=“自分の能力やスキルを信じる”ということです。
②=“ありのままの自分自身の価値を信じる”ということです。
1つ目の方を心理学用語で【自己効力感】(self-efficasy)と言います。
2つ目の方を心理学用語で【自己肯定感】(self-esteem)と言います。
【自信】の構成要素①《自己効力感》
自己効力感とは、あまり聞きなれないかもしれませんね(^^;
これは、「自分には○○ができる!」「自分には○○できる能力がある!」というような自分自身がこれまでに何かに挑戦したり、結果を出してきたりして、培ってきた能力や技術に対しての信じる心の強さを言います。
「自分にはできる!」という感覚。“有能感”とも言えますね。
【自信】の構成要素②《自己肯定感》
自己肯定感とは、「自分はありのままの自分で大丈夫」と、自分自身の欠点も含めて丸ごと尊いと自分自身を肯定できる心の強さを言います。
「自分は自分でいいんだ」という感覚。“自尊感“、“自尊感情”とも言います。
【本物の自信】とは?《自己肯定感》の土台の上に《自己効力感》があってこそ
ここまで、【自信】というものは、2つの要素で成り立っているとお話ししてきました。
そしてここからが大事な話なんですが、
あなたがもし、本物の自信というものを得たいと思うならば、この2つの要素、【自己効力感】と【自己肯定感】のバランスの大切さというものを考えてみてほしいと思います。
ここで、今までお話ししてきた【自信】というものをわかりやすくする為に“家の建築の例”で例えてお話ししてみたいと思います。
自信の2つの要素の内まず、【自己肯定感】がその家の土台(地盤)にあたります。
そして、【自己効力感】がその土台の上に具体的に立てていく家となります。
家を建てる時の土台、地盤が全然安定していない、不安定な地盤に3階建ての立派な豪邸を建てたらどうなるでしょうか?
もしその家を大きな地震が襲ったらどうなるでしょうか?
ハイ…
大変なことになりますね(^^;
家を建てる時には、どんな家を建てるのか?も重要ですが、その家をどこに建てるのか?もとても重要ですよね(^^)/
自己肯定感と自己効力感というのは、実はこういう関係性にあります。
両方とも大事で両方とも必要なものなんですが、
本当に幸せな人生を歩んでいこうとするならば、また、本当の自己実現を果たしていこうとするならば、揺るぎない自己肯定感の土台の上に自己効力感を積み上げていくということが大切になってきます。
頑張っても頑張っても自分に【自信】が持てない本当の理由
あなたの周りにこんな人はいませんか?
「私は自分に自信がない…。だから、頑張って、出来ないことを出来るようにしたり、努力して短所を補って、こんな自分を変えていこう。みんなに認めてもらえるような自分になっていこう。」
と、必死に頑張って、結果を出しても、それでもやっぱり、
「いや、やっぱり自信はもてません。こんな自分を好きになれません。」
という人。
周りから見たら、「いや、あなためちゃくちゃ頑張ってるよ!」「結果も出してるじゃん!」「頭もいいし、こんなに良い所いっぱいあるじゃん!」
「○○さん!もっと自信もったらいいよ(*’▽’)」と周りはみんな価値を認めているのに、当の本人は、不思議と、
「いやいやいや、こんなのは当たり前ですよ。」「別に凄くないです。」「いや、自分はそんなに素晴らしくないです。」
と言って自分自身の存在価値をガンとして認めてくれない人。
こういった方いませんか?(;^ω^)
実はこれは、自己効力感が高いのに、自己肯定感が低いという典型的な例です。
先ほどの家の例えでお話しすれば、
せっかく立派な外見の家を設計し建てたのに、建ててる土台(地盤)が脆弱でいつ崩れてもおかしくない不安定な状態にある家という事です(>_<)
自己肯定感が低いということは、ありのままの自分自身を受け入れる(肯定する)ことができていない状態であるという事です。心理学的に言えば、“自己受容できていない”ということですね。(自己受容に関してはまた別の記事で詳しくお話ししますね(^_-)-☆)
また別の角度から表現するならば、
「もっと凄くなければ自分はダメだ!」「もっと良い子でなければ自分はダメだ!」「自分はもっと完璧であらなければならない!」などの思いが潜在意識レベルでは起こっている可能性があります。
心の世界は目に見えませんので、こういったことが当の本人はわかっていない、気付いていないという状態がほとんどだと思います(>_<)
自己肯定感の低さからくる不安感、虚無感を、必死で能力やスキルや人からの称賛、地位名誉財産で埋め合わせようと必死に頑張るようになります。
しかし、そのような無茶な頑張り方だと、結果的には幸せにはなりにくいというデータが様々に言われ始めるようになりました。
ズーヤもそこには同感です。以前の自分がそうだったのでよ~くわかります(>_<)
【自己肯定感】が低いとどうなるか?
それは、ダメな自分、できない自分がいる事を受け入れる事ができずに、そんな自分を極端に嫌ってしまい、自分を好きになることができなくなるんですね(;_:)
そうなると…今度は人に対して自分の弱みや本音を見せることができなくなってきてしまうんですね(>_<)
なぜか?…そう、それを見せたら私は嫌われるに違いない!受け入れられるわけがない!それを見せたら自分は劣等生として見られてしまう…と思ってしまうからなんですね。
こうなってしまうと、まず人間関係を深く築く事が難しくなってきます。
そして何より、自分自身が一番苦しくなってしまうんですね。
何せ本当の自分にフタをしているわけですから…(;_:)
[ad#zu-ya002]【本物の自信】をつける為には
長くなってきたのでまとめますね(*^^*)
自分を嫌ったままで、能力をつけて、スキルをつけて、自信をつけようと思ってもうまくいきません。
なぜなら、自分にフタをしたまま、たとえその時はうまく立ち回れたとしても、いつも心の奥には、「こんなダメな自分を見せたら嫌われるに違いない。ダメなやつと思われるに違いない。」という心の不安感はいつまでたっても拭い去れないからです。ふとした事をきっかけにまた吹き出てきます(/ω\)
なので、本物の自信をつける為に必要な事は、
出来ない事に挑戦したり、苦手な事を克服するなどの【自己効力感】へアプローチする事はもちろん大事な事ですが、
それ以上に最も大切な事は、
出来ない自分、カッコ悪い自分、欠点のある自分、苦手と思ってしまう自分自身を肯定してあげることです!
つまり【自己肯定感】にアプローチする事がとても大切になってきます。
土台や地盤が弱いところに立派な家を建てても不安なだけですよね(^^;
揺るぎない【自己肯定感】の土台の上に【自己効力感】をつけていく事で【本物の自信】というものを手にする事ができ、その【本物の自信】があなたの人生に幸せと平安をもたらしてくれるでしょう(*^^)v
【自信】とは何か?《今日のまとめ》
【自信】とは自分を信じること。
自信は2つの要素で成り立っている。
①自己効力感
②自己肯定感
本物の自信とは、揺るぎない自己肯定感の土台の上に築いていく自己効力感。
でした(^^)/
次回は、今回の続きで、
本物の自信をつけていく為のより土台となっていく【自己肯定感】についてお話しをしていきます!お楽しみに(^^♪
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Comment
毎回勉強になっています!
今回の記事は特に自分が求めていた内容だったので学ばせていただきました!
無意識に自己肯定感を低くしてしまう自分自身がいるので、どうしたら『自己肯定感』を高めることができるのか、次回記事早く読みたいです!!(*^-^)
しろけんさんへ、ズーヤです。いつもコメントありがとうございます。『自己肯定感』の低さというのは、しろけんさんだけでなく、今の日本という国全体の課題だと感じています。本物の『自己肯定感』を育む為には、時間がかかるし、小手先のスキル的な事でどうにかなる問題ではありませんが、ただ、何も知らずに自己肯定感がずっと低いままで長い人生を歩んでいくよりは、少しづつでも取り組んで、あるがままの自分を大切にしながら頑張る方が、人生豊かに生きれる実感がズーヤにはあったので、このブログでは紹介していきたいと思っています。
初めまして
難しい内容ですね
まずは土台を作ることから初めないと駄目なんですね…そこが一番難しいんだけど
『アナと雪の女王』が流行ったのはこう言う意味が含まれているのかも知れませんね
HJさんへ、ズーヤです。コメントありがとうございます。『アナ雪』が流行ったのはたしかに今の日本人の潜在意識に刺さるものがあったからなのかもしれませんね(*^^*)
HJさん、面白い洞察ありがとうございます!