【最高価値:コアバリュー】あなたの人生の方向性を指し示す羅針盤
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メンタルカウンセラー兼ブロガー。愛知県名古屋市在住。クライアントのEQ能力(無意識の意識化力)を啓発し、自分らしく輝く自己実現を体現できるようにサポートしている。5000人以上の自己実現カウンセリングの経験から、ブログにて情報発信。【自己実現 成功】でGoogle検索1位獲得。クライアントのあるがままを受け止める傾聴力や、『囚われ』『無力感』から解放するカウンセリングに定評がある。
「自分には何もない」「自分の生きる意味ってなんだろう?」 そんな風に、ふと立ち止まってしまう夜はありませんか?
SNSを開けば、きらびやかに成功している誰かの姿が目に入り、「あの人はあんなに輝いているのに、それに比べて自分は…」と、得体の知れない不安や焦りに押しつぶされそうになる。
もしあなたが今、そんな「存在価値の迷子」になっているとしたら、それは決してあなたの能力が低いからでも、努力が足りないからでもありません。ただ単に、人生という広大な海を航海するための、「あなただけの羅針盤(コンパス)」がまだ手元に見えていないだけなのです。
そのコンパスの正体こそが、今回ご紹介する「最高価値(コア・バリュー)」です。
私たちは普段、親や先生、あるいは社会から刷り込まれた「こうあるべき(Should)」という他人の価値観を、自分のものだと勘違いして生きてしまいがちです。「もっと人に優しく」「もっと努力して」「もっとお金を稼いで」…。 しかし、他人の地図を頼りに歩いても、あなたの心が本当に満たされることは永遠にありません。
「コアバリュー(最高価値)」とは、誰かに言われて目指すものではなく、あなたの指紋のようにプライベートに備わっている「魂が勝手に求めてしまうこと」です。
そしてそれは、あなたの脳が最も効率よく働き、努力感なしで天才的な才能を発揮できる唯一無二の領域でもあります。
今日の記事では、人間行動学の世界的権威であるDr.ディマティーニが考案した「バリュー・ファクター」というメソッドをもとに、あなたの内側に眠る人生の方向性を示す羅針盤(コンパス)をズーヤと一緒に発掘していきます(^^)/
もう、誰かの正解を探すのは終わりにしましょう。 あなたには、あなただけの「最高価値(コアバリュー)」があり、それに気づいた瞬間から、人生は驚くほどシンプルに、そして力強く動き出します。
それでは、あなた自身を知る旅へ、一緒に出かけましょう!
なぜ今、「自分を知る」必要があるのか?(誰も言わない真実)
冒頭でもお話ししましたが、現代はスマホを開けば他人のきらびやかな成功体験が溢れています。「あの人はすごいのに…」「自分は何者なんだろう?」と、外部からの刺激で「自己喪失」に陥りやすい時代です。
かつては「自分を捨てて組織や他者のために尽くす」ことが美徳とされる時代もありました。しかし、これからの時代は違います。「自分らしさ(個性)」と「他者への貢献」の両方を満たす生き方こそが、最も幸福度が高く、かつ成果が出る生き方なのです。
ここで重要な注意点があります。 これから行うワークでは、「愛」「親切」「誠実」といった言葉は一切忘れてください。
えっ?と思われたかもしれませんね(;^ω^)
しかし、これらは社会的な「道徳」や「理想(こうあるべき姿)」であって、あなたの本音の価値観ではないことが多いのです。
「私は家族を愛しています」と口では言いつつ、実際には仕事や趣味に時間とお金の9割を使っているなら、あなたの行動が示している真の価値観は「仕事」や「趣味」にあります。
このワークの鉄則はただ一つ。「自分を美化せず、今の生活の事実(Fact)だけを見る」ことです。
脳科学が証明!価値観に生きると「天才」になる理由
「好きなことをしていると時間を忘れる」 皆さんもそんな経験があると思います。実はこの時、脳内ではとんでもないことが起きています。ここからは、少し専門的な脳のメカニズムのお話です。
私たちの脳には「ニューロン(神経細胞)」があり、その間を電気信号が流れることで情報を処理しています。 通常、この電気信号は一定の速度で流れますが、自分の「最高価値(本当に大切なもの)」に合致した行動をとっている時、神経細胞の軸索(じくさく)にある「髄鞘(ずいしょう/ミエリン鞘)」という部分が強化されます。
この髄鞘は絶縁体の役割を果たし、電気信号を飛び飛びに伝える「跳躍伝導(ちょうやくでんどう)」を引き起こします。 これにより、信号の伝達スピードが飛躍的に速くなるのです。

大丈夫ですか?(;^ω^)ついてきてますか?
要するに何が言いたいかというと、人間は、嫌々やっている時の脳と、価値観に合致してワクワクしている時の脳では、処理能力、論理的思考力、記憶力が物理的に別次元になる!という事です。
努力して頑張るのではなく、脳が勝手に活性化してパフォーマンスが最大化する状態。これがいわゆる「天才」の状態です。
自分の価値観(最高価値:コアバリュー)を知ることは、単なる自己分析ではなく、あなたの脳を「天才モード」に切り替えるスイッチを探す作業なのです。
【詳細版】STEMをさらに深掘りする「13の質問」と具体例を一部紹介
前回の記事では、【S・T・E・M】の4つに絞りましたが、本来のメソッド(ドクター・ディマティニのバリュー・ファクター)には、より精密に価値観をあぶり出す13の質問があります。 ここでは、その一部と、特に誤解しやすいポイントや、具体的な判断基準を補足して解説します。
① 空間(Space):その「モノ」は何のため?
部屋やデスクを見渡してください。
• 具体例の罠: 単に「本がある」では不十分です。「何の本か?」まで見てください。
◦ 例:「医学書」がある場合、あなたが医師なら「仕事」の価値観ですが、患者なら「健康」、学生なら「学習」の価値観になります。
• ゴルフバッグがある場合: それは「接待(仕事)」のため? 「健康維持」のため? それとも「友人との交流(社交)」のため?
◦ モノ自体ではなく、「それを何のために置いているか(目的)」に価値観が宿ります。
② 時間(Time):空白の一瞬に何をする?
睡眠と生理的な食事時間を除いて、何に時間を使っていますか?
• 仕事の内訳: 「1日8時間仕事をしているから仕事が1位」とは限りません。仕事中、実は「同僚との雑談(人間関係)」に一番エネルギーを使っているかもしれないし、「企画書の作成(創造性)」に没頭しているかもしれません。業務レベルまで分解してください。
③ エネルギー(Energy):疲れを知らない行動は?
仕事でヘトヘトになった後でも、「飲みに行こう!」と誘われたら急に元気になるなら、あなたの価値観は「社交」や「食」にあります。逆に、どれだけ疲れていてもゲームなら朝までできるなら、それが答えです。
④ お金(Money):3ヶ月の流れを見る
直近3ヶ月、何にお金を使いましたか?
• 家賃の秘密: 「家賃が高いのは仕方ない」と思っていませんか? でも、もっと安い家に住んで、その差額を「旅行」や「投資」に回すこともできるはずです。あえて高い家賃を払っているなら、そこには「快適な空間」「ステータス」「家族の安全」といった強い価値観(意味)が隠されています。
⑤ 秩序(Order):どこが整っているか?
人は価値を感じていない場所ではズボラ(カオス)になり、価値を感じている場所では几帳面(秩序)になります。
• 部屋は汚いけれど、スマホのアプリフォルダだけは完璧に整理されているなら、情報の整理や効率化に価値があります。
• 服装は無頓着だけど、趣味のフィギュアの並び順には異常にこだわるなら、そこに価値があります。
⑥ 思考・視覚化・独り言:頭の中の占有率は?
• 思考: 「どうすれば〇〇できるか?」と戦略的に考えていること(例:旅行の段取り、仕事の段取り)。
• 視覚化(イメージ): 目を閉じた時、パッと浮かぶ理想の光景は?(例:南の島でくつろぐ姿、表彰されている姿)。
• 独り言: 「よし、やるぞ!」「俺ならできる」と自分を鼓舞する時、どんなテーマについて語りかけていますか?(ネガティブな愚痴は含みません)。
この他にも、「会話の話題(自分から話すこと)」「感動して涙すること(インスパイア)」「一貫して追求している長期目標」「学びたい知識」などが判断材料になります。
「最高価値」の正確な出し方:グルーピングと集計の魔法
さあ、ここからが今回の記事の核心部分です。 私の「最高価値(コアバリュー)」を具体的にどう炙り出すのか? その計算プロセスを解説します。
ステップ1:回答を「7つの領域」に分類する
書き出した答え(スマホ、ゴルフ、医学書など)を、以下の人生の7つの領域のどれに当てはまるか分類します。
1. 仕事・成功(キャリア、地位)
2. お金・資産(貯蓄、投資、年収)
3. 家族(パートナー、子供、家庭)
4. 健康・美容(体力作り、ダイエット、見た目)
5. 知性・学習(読書、スキルアップ、教えること)
6. 社交・人間関係(友人、地域活動、人脈)
7. 精神性(信仰、瞑想、メンタル、自己啓発)
ステップ2:文脈(意味・目的)で判断する(ここが最重要!)
単語だけで分類してはいけません。 例えば、私の場合、「プロテイン」「ビタミンサプリ」「バファリン(頭痛薬)」が出てきます。 これらは一見バラバラに見えますが、私にとっては全て「健康な状態で仕事で最高のパフォーマンスを出すため」のものでした。
• プロテイン → 健康
• サプリ → 健康
• バファリン → 健康
このように、目的が同じであれば、それらは全て「健康」という1つのグループに統合されます。しかし、その健康は何の為か?という事をもう少し深堀すると、それは「仕事で最高のパフォーマンスを発揮する為」のものでした。
逆に、「ゴルフ」という答えでも、
• Aさんのゴルフ → 接待のため → 「仕事」
• Bさんのゴルフ → 歩いて運動するため → 「健康」
• Cさんのゴルフ → 仲間とワイワイするため → 「社交」 と、その人の「意味づけ」によって分類先が変わります。
ステップ3:出現回数をカウントしてランキング化する
13の質問(簡易版なら4つ)の回答すべてを7つの領域に振り分け、正の字を書いてカウントします。 最も数が多かったものが、あなたの「最高価値(第1位)」です。続いて2位、3位…と序列(ヒエラルキー)が生まれます。

このランキング上位3つ、特に第1位の価値観こそが、あなたの人生を支配し、運命を決めている「コア・バリュー」なのです。
最高価値がわかると人生はどう変わる?
自分の最高価値:コアバリュー(私の場合は「仕事・成功」でした)が判明すると、人生のあらゆる謎が解けてきます。
特に①仕事におけるモチベーションの正体、②人間関係における摩擦の正体、この二つの内容に関する原因が見えてくるので、それに対しての対策を立て、人生をより豊かにクリエイトする事が出来るようになります。
① 「やる気」の正体がわかる(バリュー・リンキング)
「仕事のやる気が出ない…」と悩む人がいます。それは、その仕事があなたの最高価値とリンクしていないからです。 例えば、「家族」が最高価値の人に対し、上司が「売上を上げろ!」と言っても響きません。 しかし、「この仕事を頑張ってボーナスが出れば、家族とハワイ旅行に行けるぞ」と、自分の最高価値(家族)と目の前のタスク(仕事)を結びつける(リンクさせる)ことができれば、脳は一瞬でやる気を出します。
この「結びつけ(リンキング)」ができるようになると、どんな退屈な作業も、自分の人生の目的の一部に変えることができます。人間の想像力というものは、ネガティブな意味づけではなく、こういう事に使うべきだと個人的には思います。
「面白きこともなき世を面白く」
僕の尊敬する人物の一人、幕末の志士、高杉晋作さんの辞世の句です。
② 人間関係の摩擦が消える(バリュー・コミュニケーション)
夫婦喧嘩や職場の対立の原因は、性格の不一致ではなく、ズバリ「価値観の優先順位の違い」です。
相手には相手の、あなたにはあなたの「最高価値:コアバリュー」があります。
この観点が見えた時に、人間関係、コミュニケーションの形には3つの形がある事が分かります。
①「自分の価値観を押し付ける(ケアレス)」
②「相手に合わせすぎて自分を殺す(ケアフル)」
③「私の価値観を満たしつつ、相手の価値観も満たす(ケアリング)」
どの形が一番豊かで幸せな人間関係が築けるかといったら言うまでもないと思います。
第3の道をクリエイトする力が私たちの人生を豊かにしてくれます。
その為には、まず私自身の【最高価値:コアバリュー】を明確に知る必要があります。その上で、次に、目の前の相手が何を大切にしているかに関心を持ち、それを知り、【相手の最高価値:コアバリュー】を尊重することこそが、最も具体的な人間関係における「愛」の実践なのです。
まとめ:欠乏こそが最強の才能になる
最後に、古代ギリシャの哲学者アリストテレスの言葉を贈ります。
『人は欠落(Void)を満たそうとする』
なぜ、あなたはその価値観を持っているのでしょうか? それは、過去にそれを強く求めた経験、あるいはそれが欠けていた経験があるからです。
• 病弱だった人は「健康」を渇望し、詳しくなり、価値を置きます。
• お金に苦労した人は「資産形成」に強い価値を置きます。
つまり、あなたが今抱えているコンプレックスや欠乏感こそが、あなたの最高価値を作り出し、未来の「天才的な才能」の源泉になっているのです。
どうか、「自分には何もない」なんて思わないでください。 このワークで出てきた答えが、どれほど泥臭いものであっても、それが嘘偽りのない「あなた自身」です。
その価値観に従って生きる時、あなたの脳は最高に輝き、努力感なしで夢中になれる人生が待っています。
ぜひ、ノートとペンを用意して、もう一度じっくりと自分自身の「最高価値:コアバリュー」を見つけ出してみてください。それが、自分らしく輝く自己実現への第一歩です!
長くなりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今回の記事の内容が、この宇宙でたった一人しかいない「あなた自身」という特別な存在を深く知るきっかけになれば幸いです。
ズーヤでした。それではまた!